2020年12月8日早朝、はやぶさ2帰還カプセルを載せたチャーター機が羽田空港へ到着するのに合わせて取材を行った。
早朝、まだ暗いうちから到着機を撮影するため東京とびもの学会有志で撮影班を編成し、到着便を待った。なお、羽田空港デッキでの撮影は管理会社へ取材申請を行っている。
羽田空港第1ターミナルに1名、同第2ターミナルに2名、横風対応で対岸の浮島町公園に1名、情報収集としてRJTT ApproachのLiveACT聴取に1名の布陣で準備を整えて、到着を待った。
06:48、LiveACTで『当該機は34Lに着陸』との一報が入る。34Lは、いわゆる第1ターミナル側の滑走路のことなので第2ターミナル側で待機していた人員は移動開始、間に合わない場合でもすでに1名待機済なのと浮島町公園からもアプローチが見える滑走路であるので、確実に到着の撮影はできるだろう。
07:08、沖合から当該機ダッソーファルコン7X(VH-CRW)が34Lへアプローチ。
無事羽田空港へ着陸、はやぶさ2帰還カプセルは”ファルコン”によって帰国した。
帰還カプセルはこの後輸送トラックに載せ替えられ相模原の宇宙科学研究所へ運ばれる。
(撮影協力:金木利憲、kirishima_ns、あつ志、つうな
文:岡澤知行)