【レポート】アリアンスペース記者会見2018

2018年4月19日(木)、来日中のアリアンスペース社CEOのステファン・イズラエル氏の記者会見が都内で行われました。同社が毎年この時期に行っている「Japan week」キャンペーンの一環として恒例となっているものです。

ステファン・イズラエル アリアンスペース社CEO

これまでの実績を強調した上で、2019年に初号機の打ち上げが予定されているヴェガCロケット、および2020年に初号機の打ち上げが予定されているアリアン6ロケットで我々は次世代を築いていく、という意気込みが語られました。
会見中、頻繁にカスタマー(顧客)という言葉が出ていたのが印象的でした。顧客あっての我々なのだから、最適な打上げ機ソリューションを提供するのが使命である、といった言い回しが随所に使われていました。再使用ロケットの可能性についての質問にも、「顧客が要望するならば」という前提で話をしていました。

現用のロケット3機種
開発中のロケット2機種

また、本年度予定されているベピ・コロンボの打ち上げ時期は10月とされていました。

フォトセッションにて