【取材】星出宇宙飛行士記者会見

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の星出彰彦宇宙飛行士は、国際宇宙ステーション(ISS)第64次/第65次長期滞在搭乗員に決定されたのを受け、6日午前に記者会見を行った。

滞在期間は2020年5月頃からの半年間を予定しており、前半の第64次滞在においてはフライトエンジニアを、後半の第65次長期滞在においては船長を務める。ISS船長を日本人が務めるのは、若田光一宇宙飛行士が2014年3月から5月の第39次長期滞在において就任して以来、6年ぶりとなる。

「どんな船長を目標としているか」との問いかけには「目立たなくともチームのメンバーがしっかり仕事をする、縁の下の力持ちのような存在」と答えた。

また、星出飛行士の滞在中には東京オリンピックが予定されており、「何らかの形で参加するアスリートを応援したい。個人的には前回の滞在でうまくできなかった、宇宙での水泳の個人メドレーをやってみたい」と述べていた。


記者会見は、NASAからのテレビ中継で行われた。


国際宇宙ステーション